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ブログは営業に役立たない

ブログを営業ツール、つまり新規顧客獲得のための手段として考えて情報発信している人は多いと思います。当然、それで多くの顧客を獲得している方もたくさんいらっしゃると思いますが、個人的には「ブログで新しいお客さんが来るのか?」と言われれば「来ません」と答えています。それは「テレビに出ればお客様がやってくる」「有名になればもうかる」といったことと同じ気がしています。

自分の体験の話です。一時期、テレビに大きく取り上げられた社長がいました。その後、書籍を出したら売れ、雑誌にも特集が組まれ、取材のない時期がないくらいたくさんの記事に登場しました。私はその一部始終を見ていましたが、そういったメディアがきっかけとなって来たお客様は1~2件で、上がった売上は年商の1割にも満たない額でした。おそらく、メディアに露出した結果、仕事を頼みにくかったことも影響していると思います。「テレビに出たんだから、仕事が増えて増えて困るでしょう」と言われていましたが、社長は「いやあ。。。」とお茶を濁していました。

ブログも同様です。その社長は、創業期から3日と空けずにブログを書いていましたが、読者のほとんどは知り合いでした。ブログは、近況をたがいに知らせるツールとしてしか機能していませんでした。10年ほどの間に、ブログがきっかけとなって顧客獲得をした例は1件もありませんでした。

これらの事例は、ものすごく限られた話なので、当然、すべての方にあてはまるものではありません。が、コンテンツ、つまりお店でいえば商品だったりサービスだったりが、本当に価値のあるものでなければ、宣伝されたところで売上は増えないのです。人気ブロガーの記事や、ブログで新規顧客獲得ができているというものを見ると、ニュースの中身や商品・サービスが本当に価値あるものであることがわかります。逆に言えば、価値を磨かずにPRをすれば逆効果になるとも言えます。新装開店のラーメン店が「初日半額」のビラをまいたところ、想定以上のお客さんが来てしまい、慣れない接客と定まらない味を宣伝してしまったという例は多いです。自分の実力に合った程度にしか、お客さんを増やせない気がしています。

じゃあ、企業経営にとってブログは意味がないのか?というと、そうではありません。既存のお客様に近況を知っていただいたり、何か価値のある情報をお伝えするなどして、次に会った時も久しぶりではない会話を楽しめるというメリットはあると思います。つまり、ブログは「新規顧客獲得ツールとしては不十分だが、顧客関係維持ツールとしては有能」というのが、今のところの私の考えです。
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